WordPress管理画面を開いたら突然「Allowed memory size of XXXXXXX bytes exhausted」というエラーが表示された、またはプラグインを更新したら画面が真っ白になった——。こんな緊急事態に直面していませんか?
このエラーはWordPressを動かすPHPプロセスに割り当てられたメモリの上限に達したことが原因です。適切な箇所に適切な値を設定することで、多くのケースで解決できます。
重要な注意点:メモリ制限の設定箇所は「wp-config.php」「php.ini」「.htaccess」「サーバー管理画面」と複数あり、間違った場所に書いても効かない場合があります。ConoHa WINGの場合はコントロールパネルの設定が優先されるため、wp-config.phpだけ変更しても反映されないケースがあります。この記事でその仕組みから正確に解説します。
この記事でわかること:
- メモリ不足エラーが発生する技術的な仕組み
- 複数の設定箇所の優先順位と、どこに書けば確実に効くか
- ConoHa WINGでのコントロールパネルからのPHP設定変更手順
- メモリを増やしても解決しない場合のプラグインメモリリーク対処法
- 再発防止のためのメモリ最適化チェックリスト
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- まず自分の状況を確認する【メモリエラー対処フローチャート】
- WordPressのメモリ不足エラーが起きる仕組みと設定値の目安
- メモリ上限を変更する設定箇所と優先順位の比較
- メモリ不足エラー解消前後の変化
- メモリ不足エラーを解消する手順【5ステップ】
- メモリを増やしても解決しない場合の対処法
- 実際のメモリ不足エラー解決事例
- メモリ不足エラー対処・予防チェックリスト
- よくある質問(FAQ)
- Q. WP_MEMORY_LIMITとWP_MAX_MEMORY_LIMITの違いは何ですか?
- Q. wp-config.phpに256Mを設定してもサイトヘルスで変わりません
- Q. メモリ制限はどのくらいの値に設定するのが適切ですか?
- Q. ConoHa WINGではどこでPHPのメモリ制限を変更できますか?
- Q. .htaccessでphp_valueを設定したら500エラーになりました
- Q. メモリ制限を上げすぎると問題はありますか?
- Q. サーバーのPHP上限はどこで確認できますか?
- Q. プラグインのメモリ使用量を確認する方法はありますか?
- Q. WordPressのメモリエラーとWSOD(白い画面)は同じ原因ですか?
- Q. エックスサーバーやロリポップでも同じ手順で設定できますか?
- Q. WooCommerceを使うとメモリが特に多く必要になりますか?
- まとめ:WordPressのメモリ不足エラーは設定箇所の優先順位を理解して解決する
まず自分の状況を確認する【メモリエラー対処フローチャート】
5つの質問でYES/NOを選ぶだけで、あなたに最適な対処法が見つかります。
✅ 対処法:wp-config.phpにWP_MEMORY_LIMITを追記する
まずwp-config.phpに256Mを追記することを試してください。ConoHa WING以外のサーバーではこれで解決するケースが多いです。
🔧 ConoHa WING専用:コントロールパネルのPHP設定を変更する
ConoHa WINGではコントロールパネルのPHP設定が優先されます。wp-config.phpを変更しても効かない場合、コントロールパネル側の設定が必要です。
🔍 プラグインのメモリリークが原因の可能性
256MB以上に設定してもエラーが続く場合は、特定のプラグインがメモリを異常消費している可能性があります。Query Monitorでメモリ使用量を計測して原因プラグインを特定してください。
🔍 別の種類のエラーの可能性があります
メモリ不足エラー以外のWordPressトラブルの可能性があります。管理画面にログインできない場合の対処法や、DBエラーの解決策を確認してください。
WordPressのメモリ不足エラーが起きる仕組みと設定値の目安
WordPressのメモリ不足が発生する仕組み
WordPressはPHP(プログラミング言語)で動いており、PHPには「一度の処理で使えるメモリの上限(memory_limit)」が設定されています。この上限を超えた瞬間に「Allowed memory size exhausted」エラーが発生します。
プラグインを追加するたびにそのプラグインのコードがPHPにロードされ、使用メモリが増加します。特にページビルダー(Elementor・Beaver Builder等)やSEOプラグイン(Yoast・RankMath)、WooCommerceは通常のプラグインより大幅にメモリを消費します。
WordPress構成別:必要メモリの目安
📊 WordPressのデフォルトメモリ設定値
- WP_MEMORY_LIMIT(フロントエンド用)のデフォルト:40MB(非常に低い。プラグインが増えると即座に不足する)
- WP_MAX_MEMORY_LIMIT(管理画面用)のデフォルト:256MB
- WordPress公式の推奨メモリ:64MB以上(理想は256MB)
- プラグインを追加するたびに必要メモリは増加します:Elementorは単体で128MB以上消費するケースがあります
メモリ上限を変更する設定箇所と優先順位の比較
メモリ制限を設定できる場所は複数あります。重要なのは「サーバー側の設定が優先される」という点です。サーバーのPHP上限を超えた値をwp-config.phpに書いても、サーバー側の上限が適用されます。
| 設定方法 | 設定ファイル | 難易度 | 有効範囲 | 推奨度 |
|---|---|---|---|---|
| wp-config.phpにWP_MEMORY_LIMIT追記 | wp-config.php | ★☆☆☆☆ | WordPress全体 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| ConoHa WINGコントロールパネルで変更 | サーバー設定 | ★☆☆☆☆ | PHP全体(最優先) | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| php.iniにmemory_limit追記 | php.ini | ★★★☆☆ | PHP全体 | ⭐⭐⭐⭐ |
| .htaccessにphp_value追記 | .htaccess | ★★☆☆☆ | ディレクトリ以下 | ⭐⭐⭐ |
| wp-config.phpにWP_MAX_MEMORY_LIMIT追記 | wp-config.php | ★☆☆☆☆ | WP管理画面のみ | ⭐⭐⭐⭐ |
⚠️ 重要:サーバーのPHP上限を超えることはできない
wp-config.phpに「define(‘WP_MEMORY_LIMIT’, ‘512M’)」と書いても、サーバー側のPHP設定でmemory_limitが128Mに制限されていれば128Mしか使えません。設定の優先順位はサーバー管理画面 > php.ini > .htaccess > wp-config.phpの順です。
メモリ不足エラー解消前後の変化
Before(メモリ不足エラー発生中)
- 😱 管理画面を開くと「Allowed memory size exhausted」で真っ白
- 😱 プラグインの更新・テーマ変更のたびにエラーが発生
- 😱 記事の自動保存が失敗してコンテンツが失われるリスク
- 😱 サイトが突然表示されなくなり訪問者に悪影響
- 😱 原因がわからず無闇にプラグインを削除して設定が崩れる
After(メモリ制限を適切に設定後)
- ✅ 管理画面・フロントエンドともに正常に動作
- ✅ プラグインの更新・追加がエラーなくスムーズに実行できる
- ✅ 記事の自動保存・メディアアップロードが安定する
- ✅ サイトの突然のダウンリスクが大幅に低下
- ✅ 適切なメモリ設定で将来的なプラグイン追加にも余裕が生まれる
メモリ不足エラーを解消する手順【5ステップ】
この順番で実施してください。STEP2かSTEP3で多くのケースが解決します。
まず現在のメモリ制限値を確認します。
方法①:WordPress管理画面のサイトヘルスで確認(推奨)
- WordPress管理画面 → 「ツール」→「サイトヘルス」
- 「情報」タブをクリック
- 「サーバー」セクションを展開
- 「PHPのメモリ制限」の値を確認(例:128M)
方法②:phpinfo()を一時的に実行(より詳細な確認)
- 以下の内容でphpinfo.phpというファイルを作成:
<?php phpinfo(); ?>
- /public_html/にアップロードして https://あなたのドメイン/phpinfo.php にアクセス
- 「memory_limit」の値を確認
FTPクライアント(FileZilla等)またはConoHa WINGのファイルマネージャーで/public_html/wp-config.phpを開きます。
/* That's all, stop editing! Happy publishing. */という一行を探す- その1行上に以下を追記:
define('WP_MEMORY_LIMIT', '256M');
define('WP_MAX_MEMORY_LIMIT', '512M');
- ファイルを保存
- ブラウザでサイトと管理画面が正常に動作するか確認
- WordPress管理画面 → ツール → サイトヘルス → 情報 → サーバー で値が反映されているか再確認
ConoHa WINGはコントロールパネルのPHP設定がwp-config.phpより優先されます。wp-config.phpを変更してもサイトヘルスの値が変わらない場合、こちらを確認してください。
- ConoHa WINGコントロールパネル(wing.conoha.io)にログイン
- 「サイト管理」をクリック
- 「サイト設定」タブを選択
- 対象ドメインの「PHP設定」をクリック
- 「memory_limit」の値を「256」または「512」に変更
- 「保存」をクリック
- WordPress管理画面 → サイトヘルスで値が反映されているか確認
STEP2・3を試しても解決しない場合、.htaccessに設定を追記する方法もあります。
- /public_html/.htaccessをFTPで開く
- WordPressのデフォルト記述(
# BEGIN WordPress)の上に以下を追記:
php_value memory_limit 256M
- 保存後にサイトが正常に動作するか確認
- WordPress管理画面 → ツール → サイトヘルス → 情報 → サーバーで変更後の値を再確認
- エラーが発生していた操作(プラグイン更新・ページ編集等)を再実行して解消を確認
- 問題のある操作が解消されたことを確認できれば設定完了
メモリを増やしても解決しない場合の対処法
1. サーバーのPHP上限がwp-config.phpの設定値より低い場合
サーバー管理画面(ConoHa WINGの場合はコントロールパネルのPHP設定)で確認できる最大memory_limitがプランによって制限されている場合があります。
- ConoHa WINGで確認:コントロールパネル → サイト管理 → サイト設定 → PHP設定
- 上限を超えた値は設定できないため、プランのアップグレードかサーバーのサポートへの問い合わせが必要
2. 特定のプラグインがメモリリークを起こしている場合
512MBに設定してもエラーが続く場合は、プラグインが正常にメモリを解放していない「メモリリーク」が原因の可能性があります。
Query Monitorでメモリ使用量を計測する
- 「Query Monitor」プラグインをWordPress管理画面からインストール・有効化
- サイトのどのページにアクセスしても管理バーにQuery Monitorのメニューが表示される
- 「Query Monitor」→「PHPエラー」または「Hooks」でメモリ使用量を確認
- 特定のページで急激にメモリが増加している場合、そのページで使われるプラグインが原因の可能性が高い
プラグインを1つずつ無効化して原因を特定する
- FTPでwp-content/plugins/フォルダにアクセス
- 疑わしいプラグインのフォルダを一時的にリネーム(例:elementor → elementor_disabled)
- サイトにアクセスしてメモリエラーが解消するか確認
- 原因プラグインを特定したら、代替プラグインへの置き換えまたはそのプラグインの更新・サポートへの問い合わせを検討
3. テーマのコードが原因の場合
子テーマや高機能テーマのコードがメモリを大量消費している場合があります。
- WordPress管理画面 → 外観 → テーマ で「Twenty Twenty-Four」などデフォルトテーマに一時切り替え
- メモリ使用量が大幅に減った場合はテーマが原因の可能性がある
- テーマ開発者のサポートに問い合わせるか、より軽量なテーマへの移行を検討する
ConoHa WINGのデータベースエラーが同時に発生している場合はConoHaのデータベースエラー対処法もご覧ください。記事がインデックスされない問題はこちらの記事で解説しています。
実際のメモリ不足エラー解決事例
メモリ不足エラー対処・予防チェックリスト
エラー発生時の確認
wp-config.php設定
ConoHa WING専用設定
解決しない場合の追加確認
進捗:0 / 12 完了
よくある質問(FAQ)
まとめ:WordPressのメモリ不足エラーは設定箇所の優先順位を理解して解決する
WordPressのメモリ不足エラー解消の要点をまとめます。
- 原因の基本:PHPプロセスに割り当てられたメモリ上限に達した。プラグインが増えるほどメモリ消費は増加する
- 設定の優先順位:サーバー管理画面 > php.ini > .htaccess > wp-config.phpの順。上位の設定が優先される
- まず試すこと:wp-config.phpに
define('WP_MEMORY_LIMIT', '256M');とdefine('WP_MAX_MEMORY_LIMIT', '512M');を追記する - ConoHa WINGの場合:コントロールパネルのPHP設定(サイト管理 → サイト設定 → PHP設定)を必ず確認・変更する。wp-config.phpより優先される
- 増やしても解決しない場合:プラグインのメモリリークを疑い、Query Monitorで原因プラグインを特定する
- 推奨値:一般ブログは256M、WooCommerceや重いサイトは512M
WordPressの開設・初期設定についてはこちらの記事を参考にしてください。WordPressブログ運営の全般情報はトップページからご覧いただけます。
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