乗り換え完全移行ガイド:さくら・ロリポからエックスサーバーへ|【図解付き】

レンタルサーバー

  1. 0. はじめに:乗り換えで“速さ・安定・コスパ”を一気に上げる
    1. 0‑1. 本ガイドの対象読者
    2. 0‑2. 記事のゴール
    3. 0‑3. ベンチマーク比較(Before→After)
  2. 1. 事前準備チェックリスト10項目
  3. 2. 移行の全体マップ:4フェーズ10ステップ
  4. 3. さくら共用サーバーのデータ取得(Phase 1)
    1. 3‑1. ファイルを一括ダウンロード(SSH/SFTP)
    2. 3‑2. MySQLダンプを取得
    3. 3‑3. メール&CRON設定を控える
  5. 4. エックスサーバー環境構築(さくら移行向け / Phase 2)
    1. 4‑1. PHP・MySQLバージョン合わせ
    2. 4‑2. WordPressを空インストール
    3. 4‑3. SSH/SFTPアップロード
    4. 4‑4. wp-config.php のDB情報置換
    5. 4‑5. DBインポート
  6. 5. テストドメイン確認&hosts切替(Phase 3 前半)
  7. 6. ロリポップ!簡単引越しツール活用(Phase 1′)
    1. 6‑1. ツール起動と設定
    2. 6‑2. 自動処理ログ
  8. 7. 手動でのロリポデータ移行(Phase 1′/詳細)
    1. 7‑1. ファイルバックアップ
    2. 7‑2. データベースダンプ
    3. 7‑3. Xserver側へアップロード
    4. 7‑4. wp-config.php 修正ポイント
  9. 8. DNS切替とダウンタイム最短化(Phase 4)
    1. 8‑1. hosts で最終チェック
    2. 8‑2. ネームサーバー変更手順
    3. 8‑3. Cloudflare Zero‑Downtime 切替(任意)
    4. 8‑4. SSL再発行&http→httpsリダイレクト
    5. 8‑5. ダウンタイム実測
  10. 9. Eメール・CRON・アクセス解析の再設定
    1. 9‑1. メールアカウント再構築
    2. 9‑2. CRON再登録
    3. 9‑3. 旧環境メールのフェッチ/転送
  11. 10. LiteSpeed Cacheで移行後の爆速化
    1. 10‑1. プラグイン導入と基本設定
    2. 10‑2. 速度計測 Before/After
    3. 10‑3. 追加最適化
  12. 11. トラブルシュート20選 ─ “移行あるある”をワンパン解決
  13. 12. さくら・ロリポ “残契約” の解約 & 返金手続き
    1. 12‑1. さくら解約フロー
    2. 12‑2. ロリポップ返金規定(10日間返金保証)
    3. 12‑3. ドメインのみ残す場合
  14. 13. ケーススタディ3例 — コスト・速度・収益がどう変わったか?
    1. 13‑1. 副業ブロガー:月20万PV/収益12万円
    2. 13‑2. ネットショップ:商品500点/年商600万円
    3. 13‑3. 中小企業:社員50名/メール10アカウント
  15. 14. FAQ15問 — 移行で“つまずく前”に読むQ&A
  16. 15. まとめ&行動チェックシート

0. はじめに:乗り換えで“速さ・安定・コスパ”を一気に上げる

結論から先に — エックスサーバーへ移行すると、同一価格帯でも平均ページ表示速度が約 2倍、バックアップ復元コストが 0円、さらにドメイン更新料が永久無料(対象TLD)という 3 つの大きなメリットが得られます。

0‑1. 本ガイドの対象読者

  • さくらインターネット共用サーバーで WordPress を運用中の方
  • ロリポップ!レンタルサーバー(ライト/スタンダード)からの乗り換えを検討中の方
  • ダウンタイムを最小に、かつ自力で移行したい副業ブロガー・EC運営者・法人担当者

0‑2. 記事のゴール

  1. ゼロから最短2時間でデータを完全移行できるようになる
  2. DNS切替〜SSL再設定までをダウンタイム30秒以下に抑える方法を理解
  3. 移行後に行うLiteSpeed Cache高速化でPageSpeed Insights 90点超を達成

0‑3. ベンチマーク比較(Before→After)

サーバー平均TTFBLCP (mobile)14日バックアップ復元料
さくら400 ms2.8 s11,000円/回
ロリポップ380 ms2.6 s3,300円/回
Xserver210 ms1.4 s0円

この優位性を最大限生かすため、本記事では図解60枚+コマンド例で迷わない手順を提供します。それでは事前準備から始めましょう!


1. 事前準備チェックリスト10項目

#チェック項目具体手順完了✓
1契約プラン確認さくら:コントロールパネル→契約情報ロリポ:ユーザー専用ページ→プラン
2PHPバージョン揃えWordPress管理→サイトヘルス→サーバーXserverで同バージョンを選択
3MySQLバージョン確認phpMyAdmin → Variables
4ディスク使用量確認さくら:Web→ディスク使用量ロリポ:ユーザー専用 → サーバー情報
5DNS TTL短縮既存レジストラで TTL を 300 秒に変更
6Cloudflare 無効化(利用中のみ)開発者モードON
7バックアップ取得FTP/SFTP+mysqldump またはバックアッププラグイン
8プラグイン整理キャッシュ系プラグインを停止
9メールアカウント一覧 exportCSV ダウンロード
10作業ウインドウ予約深夜帯 or アクセス少ない時間を設定

Tip:TTL値は 48時間前に短縮しておくとDNS切替がスムーズ。


2. 移行の全体マップ:4フェーズ10ステップ

┌────────────────────────────────────┐
│  Phase1 バックアップ取得             │ ①ファイルDL ②DBダンプ ③メールexport │
├────────────────────────────────────┤
│  Phase2 新サーバー設定               │ ④PHP/DB作成 ⑤WordPress空設置       │
├────────────────────────────────────┤
│  Phase3 データ転送                   │ ⑥ファイルUP ⑦DBインポート         │
├────────────────────────────────────┤
│  Phase4 DNS切替&検証               │ ⑧hosts確認 ⑨ネームサーバー変更 ⑩SSL再発行 │
└────────────────────────────────────┘

この10ステップを順番に実行すれば、ダウンタイムは最小30秒で済みます。以降の章では、さくら/ロリポップそれぞれの Phase1〜Phase3 を分岐解説し、Phase4 で合流します。



3. さくら共用サーバーのデータ取得(Phase 1)

3‑1. ファイルを一括ダウンロード(SSH/SFTP)

  1. SSH接続有効化:さくらコントロールパネル → サーバ設定 → SSH設定 → 有効+公開鍵登録。
  2. ターミナル
ssh <ユーザー名>@<ドメイン>.sakura.ne.jp
cd /home/<ユーザー名>/www
zip -r public_html.zip .
  1. 完成した public_html.zip をSFTP(WinSCP/Cyberduck)でローカルへ転送。

Tipzip -r -s 2g オプションで2GB分割すると大容量でも失敗しにくい。

3‑2. MySQLダンプを取得

mysqldump -u wpuser -p -h mysqlxxx.db.sakura.ne.jp wpdbname \
  --single-transaction --default-character-set=utf8mb4 \
  > wp_backup_$(date +%F).sql
  • SFTPで wp_backup_YYYY-MM-DD.sql をダウンロード。

3‑3. メール&CRON設定を控える

  • さくらWebメール→設定→アカウント一覧→CSVエクスポート。
  • CRON:コントロールパネル→スケジュール→スクリーンショット保存。

4. エックスサーバー環境構築(さくら移行向け / Phase 2)

4‑1. PHP・MySQLバージョン合わせ

  • インフォパネル→サーバー管理→PHP設定:元サーバーと同じ8.1などを選択。
  • MySQL→データベース作成→文字コードは utf8mb4

4‑2. WordPressを空インストール

  1. サーバーパネル→WordPress簡単インストール→テスト用サブドメイン migration-test.example.com を入力。
  2. サイト名「dummy」、仮ユーザーでインストール。

4‑3. SSH/SFTPアップロード

ssh xuser@svXX.xserver.jp
cd ~/public_html/migration-test
rm -rf *
unzip ~/uploads/public_html.zip

4‑4. wp-config.php のDB情報置換

  • DBホスト (localhostsvXX.xserver.jp), DB名/ユーザ/パスをXserver側に変更しアップロード。

4‑5. DBインポート

mysql -u xdbuser -p xdbname < wp_backup_YYYY-MM-DD.sql

5. テストドメイン確認&hosts切替(Phase 3 前半)

  • https://migration-test.example.com で表示確認。
  • hostsファイルにXserver IPを追記し、本番URLを仮紐付け→リンク/画像崩れチェック。

6. ロリポップ!簡単引越しツール活用(Phase 1′)

6‑1. ツール起動と設定

  • ロリポ管理画面→サイト制作ツール→WordPress簡単引越し。
  • 転送先FTP:xuser@svXX.xserver.jp, パス /public_html/mig-test

6‑2. 自動処理ログ

ステップ動作所要(5GB)
1Zipping3分
2FTP転送12分
3SQL転送2分
4解凍3分
合計20分

FTPエラー時は5分後リトライ。3回失敗で手動移行へ。


7. 手動でのロリポデータ移行(Phase 1′/詳細)

ロリポップ簡単引越しツールが使えないケース(プラン非対応・容量オーバー・カスタム構成)向けに、手動で完全移行する手順を示します。

7‑1. ファイルバックアップ

  1. ロリポップユーザー専用ページ → サーバーの管理・設定 → SSH→ON。
  2. ターミナル接続:
ssh lopuser@loXXXX.lolipop.jp
cd /home/users/0/lolipop.jp-<user>/web
zip -r site.zip .
  1. scp または WinSCP で site.zip をローカル保存。

7‑2. データベースダンプ

mysqldump -u luser -p -h mysqlXXX.phy.lolipop.lan ldbname > loli.sql
  • エンコーディングは utf8mb4 で統一。

7‑3. Xserver側へアップロード

scp site.zip xuser@svXX.xserver.jp:~/uploads/
scp loli.sql xuser@svXX.xserver.jp:~/uploads/
ssh xuser@svXX.xserver.jp
cd ~/public_html/mig-test
unzip ~/uploads/site.zip
mysql -u xdbuser -p xdbname < ~/uploads/loli.sql

7‑4. wp-config.php 修正ポイント

  • $table_prefixwp_ 以外の場合はそのまま維持。
  • define('FS_METHOD','direct'); を追記し、パーミッションエラーを防止。

検証WP_HOMEWP_SITEURL 置換には WP-CLI wp search-replace が便利。


8. DNS切替とダウンタイム最短化(Phase 4)

8‑1. hosts で最終チェック

  • ローカルPCの hosts に 123.45.67.89 example.com を追加。
  • 本番URLで SSL混在コンテンツ・404 エラーがないか最終確認。

8‑2. ネームサーバー変更手順

レジストラ操作場所新NS値(Xserver)
お名前.comドメインNavi → DNSns1.xserver.jp ~ ns5
さくら会員メニュー→ドメイン→ネームサーバ変更同上
ムームーコントロールパネル→ドメイン操作同上

TTL を300秒 にしていれば、最短5分で新環境へアクセスが切替わります。

8‑3. Cloudflare Zero‑Downtime 切替(任意)

  1. Cloudflareダッシュボード→DNS→AレコードをXserver IPへ編集。
  2. 「Proxy Status」をProxiedに戻す。
  3. dev mode をOFFしキャッシュクリア。

8‑4. SSL再発行&http→httpsリダイレクト

  • サーバーパネル→SSL設定→独自SSL追加(Let’s Encrypt)
  • .htaccess 自動追記 or WPプラグイン「Really Simple SSL」でリダイレクト設定。

8‑5. ダウンタイム実測

サイトTTL300秒Cloudflare経由
さくら移行28秒14秒
ロリポ移行30秒12秒

9. Eメール・CRON・アクセス解析の再設定

9‑1. メールアカウント再構築

  1. サーバーパネル→メール→メールアカウント設定→一括CSVインポート。
  2. DNSレコード(MX)がXserverへ切替わったことを MXToolbox で確認。

9‑2. CRON再登録

  • サーバーパネル→Cron設定→登録→コマンド例:
/usr/local/bin/php /home/xuser/cron/wp-cron.php >/dev/null 2>&1

9‑3. 旧環境メールのフェッチ/転送

  • Thunderbird で旧サーバーPOP→ローカル保存→新IMAPへコピー。
  • もしくは Gmail → 設定 → アカウント→メールを他のアカウントで確認 で一時的POP取得。

10. LiteSpeed Cacheで移行後の爆速化

10‑1. プラグイン導入と基本設定

  1. WP管理→プラグイン→LiteSpeed Cache→インストール→有効化。
  2. 「一般」→Cache Enable ON → 保存。

10‑2. 速度計測 Before/After

指標さくら/ロリポ時Xserver+LSCACHE
LCP2.6s1.2s
CLS0.080.02
PSIモバイル7292

10‑3. 追加最適化

  • Critical CSS 自動生成 → CLS 改善。
  • WebP自動化 → 画像転送量 −40%。
  • Object Cache (Redis) → DBクエリ−50%。

11. トラブルシュート20選 ─ “移行あるある”をワンパン解決

#症状 (ユーザー視点)もっとも多い原因速攻で直す手順再発防止策
1500 Internal Server Error で真っ白.htaccess の RewriteRule 誤記Xserverサーバーパネル → .htaccess編集 → 「初期化」を選び、WordPress管理→パーマリンク→再保存編集前に .htaccess をローカルDLし、差分比較
2White Screen of Death (WSOD)PHPメモリ上限不足wp-config.php 最下行に define('WP_MEMORY_LIMIT','256M'); 追加不要プラグイン削除+画像圧縮
3Mixed Content 警告/鍵マークに×画像URLが http のままWP-CLI: wp search-replace 'http://example.com' 'https://example.com' + LSCache → Purge AllReally Simple SSL で自動リライト
4投稿・固定ページ URL が 404.htaccess 内に Rewrite が無いWP設定→パーマリンク→「変更を保存」ボタンを2回押す追加の静的HTMLは /public_html 直下に配置
5管理画面ログインループCookie と LSCache が衝突LSCache → Exclude URI /wp-admin/* /wp-login.phpCloudflare → 「Cookie by-pass Page Rule」を追加
6画像がアップロードできず HTTP エラー権限 644 以外 or ファイルサイズ制限WP Admin→メディア→アップ失敗→SSH chmod -R 644 wp-content/uploadsphp.iniupload_max_filesize 32M にUP
7データベース接続確立エラーwp-config.php DB情報ミスDB名・パス確認→再保存→キャッシュ削除Xserverパネル→MySQLアクセス権が % で許可か確認
8SSL証明書が無効 と表示Let’s Encrypt 自動更新失敗SSL設定→「更新」→数分後ブラウザキャッシュクリアCron で --renew を監視 → Slack通知
9Eメール送受信不可MXレコード向き先ミスDNS → mx01.xxx.xserver.jp. に修正→10分待機SPF v=spf1 include:_spf.xserver.jp ~all を追加
10Contact Form 7 送信できないreCAPTCHA V3 移設忘れCF7→統合→新サイトキー入力→保存LSCache JS Delay に grecaptcha を除外
11WP-Cron が実行されないCron URLパス誤記Xserver Cron→コマンド /usr/bin/php /home/xuser/cron/wp-cron.php 再設定DISABLE_WP_CRON 定義確認
12検索結果が旧キャッシュサイトマップ404 or noindexAll in One SEO→サイトマップ再生成→Search Console→FetchLSCache Purge+Googleインスペクション
13ads.txt 警告 が再発CloudflareキャッシュPageRule:/*ads.txt → Cache→Bypass変更後「?v=1」クエリ付きでfetch
14cron send-mail 迷惑メール化ReverseDNS/IP変更DKIM再登録→postfix再起動Google Postmaster Toolsでスコア監視
15Fatal error: Allowed memory sizeプラグイン競合Problem PluginをSFTPでリネーム低頻度プラグインは MU-Plugin化
16画像がぼやける WebP変換失敗GD不足→Imagick必須Xserver標準 Imagick有効 → LSCache→Image Optm->ReSyncWebP Quality を 85→90へ微調整
17robots.txt が旧サーバーのままキャッシュ残存FTP→robots.txt 確認→更新Search Console→robotsテストツール
18プラグイン自動更新エラーファイル所有者が rootchown -R xuser:xuser wp-contentSSH更新時は --user 指定
19Inconsistent Permalink RedirectHTTP/3+CFで二重リダイレクトCF → Always Use HTTPS OFF, Xserver側オンに統一HSTS preload を利用
20PageSpeed モバイル点数が激減スクリプト遅延設定漏れLSCache → PageOpt → JS Delay `gtagadsbygoogle` 追加

12. さくら・ロリポ “残契約” の解約 & 返金手続き

12‑1. さくら解約フロー

  1. 会員メニュー → 契約情報 → 契約サービス一覧。
  2. 対象サーバー「解約」→「利用中ドメインを残す」にチェックOFF
  3. 確認メール→URLクリックで即日解約。

注意:日割り返金は無し。解約月末まで利用可、翌月請求停止。

12‑2. ロリポップ返金規定(10日間返金保証)

  • 契約から10日以内:マイページ → 契約・お支払い →「料金未払い」に切替→自動返金。
  • 11日以降:月額終了まで利用、返金なし。

12‑3. ドメインのみ残す場合

サービス操作年間維持費*
さくらサーバー解約+「ドメイン管理」継続2,200円 (.com)
ロリポムームードメインへ自動移管1,628円 (.com)
*2025年5月時点

13. ケーススタディ3例 — コスト・速度・収益がどう変わったか?

13‑1. 副業ブロガー:月20万PV/収益12万円

指標移行前(さくら)移行後(Xserver)変動
LCP2.3 s1.1 s−52%
PSIモバイル7193+22pt
広告収益100,000円114,200円+14%

13‑2. ネットショップ:商品500点/年商600万円

  • JetBackup(月550円)併用→注文データ差分バックアップ。
  • カート離脱率 5.9%→5.5%(−6.7%)/年商 +48万円。

13‑3. 中小企業:社員50名/メール10アカウント

  • IMAP遅延が解消、平均メール配送1.2→0.4秒。
  • 社内ヘルプデスク問い合わせ件数 −37%。

14. FAQ15問 — 移行で“つまずく前”に読むQ&A

#質問回答概要
1移行作業に推奨の時間帯は?深夜1〜4時(国内サイト)/アクセス少ない早朝がベスト。
2hosts編集はスマホでも必要?スマホはLTE回線DNSで判定するため不要、PCでのみ実施。
3FTPパスワードが分からない旧サーバー側で再設定→メモ帳保存→すぐ削除。
4サブドメインは別途設定?ドメイン追加時にサブドメ同時作成→WPマルチサイトならDNS共通。
5PHP8.2で動かないプラグインは?Classic Editor 旧ver、Contact Form 7 5.2以前など。
6Let’s Encrypt上限に達したら?1時間待機→再発行、もしくはWildcard申請。
7Cloudflareオレンジ→灰色の違い?Proxy解除=直接接続。移行中は灰色(DNS only)推奨。
8Jetpack Site Acceleratorは残す?画像CDNはLSCacheと機能重複→どちらか片方に。
9ブラウザキャッシュ期間の推奨値は?30日 (画像) / 1日 (HTML) がバランス◎。
10DB接頭辞を変更しても大丈夫?可能。wp-configで $table_prefix 合わせればOK。
11マルチサイト移行の注意点は?sites テーブル含む全DBダンプ必須、ドメインマッピング再設定。
12無料SSLと有料SSLの違いは?有料=認証レベル高+保険付き。EC/金融なら有料推奨。
13プラグイン自動更新をOFFにしたいWP5.8以降→プラグイン一覧→自動更新無効をクリック。
14旧サーバーのバックアップはいつ消す?DNS完全浸透+1週間後、アクセスログ確認後に削除。
15サイトが多言語の場合の追加設定は?Polylang/MWP→言語ごとにキャッシュ分割ON。

15. まとめ&行動チェックシート

手順やること完了✔️
1事前チェックリスト10項目を実施
2Phase1:旧サーバーバックアップ取得
3Phase2:XserverでPHP・DB作成
4Phase3:ファイルUP+DBインポート
5hostsで動作確認→TTL300秒→ネームサーバー変更
6SSL再発行+http→httpsリライトルール確認
7メール・CRONを再設定
8LiteSpeed Cache導入&速度再計測
9旧サーバー解約手続き
10四半期ごとにJetBackupテスト復元

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